昭和50年（1975年）、31歳の先代社長と20歳の私の２人で、岩堀建設を立ち上げました。当時はまだ地下鉄東西線が千葉方面に延伸されておらず、事務所の周りには田んぼが広がっている状態。当社は、市川市をはじめとする千葉県北西部の発展とともに歩んできました。

設立時から大切にしているのは、お客様からの「信頼」と工事の「品質」です。ふすまの張り替えなども含め、お客様のお役に立てるのであればどんな仕事も引き受け、どこよりも安く、質の高い工事をすることで、地域からの信頼を集めてきました。昭和の終わりから平成にかけては、中高層マンションや工場、体育館や庁舎など、さまざまな建物を手掛けるように。お客様からの紹介が、また新たな出会いにつながり、依頼が舞い込んできました。その一つひとつの仕事に思い入れがあります。

小学校や中学校の校舎や体育館、建物耐震補強工事などの公共事業では、千葉県が良質な社会資本整備の促進と建設技術の向上を目的として行っている「市川市優良建設工事表彰」にて、ほぼ毎年表彰されています。公共工事においては、このほか交番や消防署など幅広く手掛けてきました。

都市景観形成に寄与していると認められる優れた建築物を表彰する「千葉市優秀建築賞」を2002年度に、近年では2018年度に「千葉市都市文化賞」を受賞。「街と人、その夢と未来を建てる」という理念に基づき、今後も地域の街づくりや都市文化の発展に貢献します。そして、地域密着の強みを生かし、お客様のご要望に応えていくことを約束します。

そして、これは当社の自慢ですが、設立時から今に至るまで、一度も営業部門をつくったことがありません。お客様や建物に住む人、使う人の気持ちを考えて工事をしてきたことや、時代に合わせて技術を更新してきたこと、そして、現場で工事に取り組む社員の頑張りがあるからこそ、絶えずご依頼いただけているのだと思います。

私たちが目指しているのは、設計士、施工管理士などの工事に直接関わる社員はもちろん、事務員まで含めて全員が会社の顔として、お客様からの信頼を集めるプロフェッショナル集団です。今はインターネットで調べれば、簡単に情報を集めて比較できる時代。だからこそ私たちはプロフェッショナルとして、常にお客様の期待を超える建設工事を続けます。これからも、どうぞご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。